Jul 26, 2019

te




D a y  b e f o r e  s u m m e r
...............................................................................
夏の前の日

巨峰の果汁にソーダを重ねて、白いアイスクリームをのせたそれは気になる色になった。
それから一瞬一瞬が気になる色になっていった。
交ざり合っていくという事。

カウンターに座った。
その時に此処で、繰り返し聴いていた音楽の事。
英語の歌詞で正確にはわからないのだけれど、
音楽の中の人は、河の畔にいるようでした。



目の前の河を渡れずにそこにいる。
だんだん海辺にでもいるような気持ちになって、
側にいるはずのもうひとりの人は遠くから話しかけるように話しかけてくる。
それはその今を全く違う時間にもっていかれたような印象だった。


とても短い曲です。
何年も前にも、この曲を繰り返し流していた事、
その日の風景を遠くから見ているように思い出しました。

今年の夏の飲み物です。